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最近のモバイルバッテリーリコールまとめ【2026年5月更新】|安全に使うために知っておきたいこと

モバイルバッテリーはスマホやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどを外出先で充電できる便利なアイテムです。

一方で、リチウムイオン電池を内蔵しているため、製品の不具合や劣化、誤った使い方によって発熱・発火・破裂などの事故につながるおそれがあります。

近年は、Anker、CIO、Baseus、エレコム関連製品など、モバイルバッテリーや充電機器のリコール・自主回収が相次いでいます。2026年に入ってからも新たな回収情報が追加されているため、手元のモバイルバッテリーが対象製品ではないか、定期的に確認しておくことが大切です。

この記事では、最近発表されたモバイルバッテリー関連のリコール情報と、安全に使うための注意点をまとめます。


2026年に追加された主なモバイルバッテリー関連リコール

2026年に入ってからも、モバイルバッテリーやリチウムイオン電池を内蔵した充電機器のリコール情報が追加されています。

特に、長期間使っている大容量モバイルバッテリー、ワイヤレス充電機能付きの製品、型番を確認せずに使い続けている製品は注意が必要です。

ブランド・事業者対象製品発表・掲載日主な内容対応
フォースメディア/現エレコムPD対応 26800mAh 大容量モバイルバッテリー 世界超速 R版/R版 PSE2026年1月30日掲載当該製品および周辺を焼損する火災が発生返金・回収
unybexEZO Stadias スタンド付きワイヤレスモバイルバッテリー2026年3月23日電池セル内部に不具合が存在する可能性返金・回収
Belkinワイヤレス充電器2026年4月28日掲載リチウムイオン電池部品が過熱するおそれ返金・回収
AnkerAnker PowerCore 10000、Soundcore 3、Anker PowerConf S500、Soundcore Motion X6002025年10月21日充電式スピーカー等で周辺を焼損する火災が発生交換・回収

※Belkinの製品は純粋なモバイルバッテリーではありませんが、リチウムイオン電池を内蔵した充電関連機器として注意が必要です。


2026年から飛行機内でのモバイルバッテリー利用ルールも厳格化

モバイルバッテリーは、飛行機を利用する際の取り扱いにも注意が必要です。

2026年4月24日から、航空機内でのモバイルバッテリーの取り扱いルールがさらに厳格化されました。

国土交通省によると、機内に持ち込めるモバイルバッテリーは「160Wh以下・1人2個まで」です。

また、機内でモバイルバッテリー本体を充電すること、モバイルバッテリーからスマートフォンなどの電子機器へ給電することも禁止されています。

モバイルバッテリーを預け入れ手荷物に入れることもできません。飛行機を利用する前には、航空会社の公式案内や国土交通省の情報を確認しておきましょう。

飛行機に乗る前に確認したいポイント

  • モバイルバッテリーは預け入れ手荷物に入れない
  • 機内持ち込みは160Wh以下・1人2個まで
  • 機内でモバイルバッテリー本体を充電しない
  • 機内でモバイルバッテリーからスマホなどへ給電しない
  • 容量表示が読めない製品や膨張した製品は持ち込まない

リコール対象のモバイルバッテリーを使い続けるのは危険

リコール対象になっているモバイルバッテリーは、発熱・発火・破裂などの事故につながるおそれがあります。

「今まで普通に使えていたから大丈夫」と思っていても、内部の電池セルや制御基板に不具合がある場合、突然トラブルが起きる可能性があります。

リコール対象の可能性がある製品を見つけた場合は、使用を中止し、メーカーや販売元の案内に従って回収・返金・交換などの手続きを行いましょう。


手元のモバイルバッテリーを確認する方法

手元のモバイルバッテリーがリコール対象かどうかを確認するには、次の情報をチェックします。

  • メーカー名
  • 製品名
  • 型番
  • シリアル番号
  • 購入時期
  • 購入店舗
  • 本体裏面や側面の表示
  • パッケージや説明書に記載された情報

型番やシリアル番号は、本体に小さく印字されていることが多いです。文字が見えにくい場合は、スマホのカメラで拡大して確認すると分かりやすくなります。

また、消費者庁のリコール情報サイトや各メーカーの公式サイトでも、対象製品を確認できます。


こんなモバイルバッテリーはすぐに使用を中止

リコール対象ではなかったとしても、次のような異常があるモバイルバッテリーは使用を中止しましょう。

  • 本体が膨らんでいる
  • 充電中に異常に熱くなる
  • 焦げたようなにおいがする
  • 本体が変形している
  • 落下や水濡れのあとから調子が悪い
  • 充電が極端に遅い、または不安定
  • ケーブルを挿すと火花や異音が出る
  • 表面にひび割れや破損がある

特に、本体の膨張や異常な発熱は危険なサインです。そのまま使い続けると、発火や破裂につながるおそれがあります。


モバイルバッテリーを安全に使うためのポイント

モバイルバッテリーを安全に使うためには、日頃の使い方にも注意が必要です。

高温になる場所に置かない

車内、直射日光の当たる場所、暖房器具の近くなど、高温になる場所にモバイルバッテリーを置かないようにしましょう。

リチウムイオン電池は熱に弱く、高温環境では劣化や発火のリスクが高まります。

充電しながら放置しない

就寝中や外出中にモバイルバッテリーを充電しっぱなしにするのは避けた方が安心です。

特に古い製品や、メーカー不明の安価な製品は、充電中の異常に気づきにくいため注意が必要です。

強い衝撃を与えない

落下や圧迫によって内部の電池セルが損傷すると、発熱や発火の原因になることがあります。

バッグの中で重い荷物に押しつぶされたり、床に落としたりしないように注意しましょう。

PSEマークを確認する

日本国内で販売されるモバイルバッテリーには、原則としてPSEマークが必要です。

PSEマークがない製品や、メーカー名・型番が確認できない製品は避けた方が安全です。

劣化したら買い替える

モバイルバッテリーは消耗品です。

長年使っていると、内部の電池が劣化して容量が減ったり、発熱しやすくなったりします。

「充電できる回数が明らかに減った」「本体が熱くなりやすい」「購入から数年以上たっている」という場合は、買い替えも検討しましょう。


不要になったモバイルバッテリーの捨て方

モバイルバッテリーは、通常の燃えるごみや不燃ごみとして捨てることはできません。

リチウムイオン電池を内蔵しているため、ごみ収集車や処理施設で発火する危険があります。

不要になったモバイルバッテリーは、家電量販店、自治体の回収ボックス、メーカーの回収窓口などを利用しましょう。

処分方法は自治体によって異なるため、捨てる前に住んでいる地域のルールを確認してください。


まとめ:リコール情報は定期的に確認しよう

モバイルバッテリーは便利な一方で、リチウムイオン電池を内蔵しているため、発熱・発火などのリスクがあります。

2026年に入ってからも、モバイルバッテリーや充電関連機器のリコール情報は追加されています。

安全に使うためには、次の点を意識しておきましょう。

  • 手元の製品がリコール対象ではないか確認する
  • 膨張・発熱・異臭などの異常があれば使用を中止する
  • 高温や衝撃を避ける
  • 古いモバイルバッテリーは買い替えを検討する
  • 飛行機利用時は最新の持ち込みルールを確認する
  • 不要になった製品は自治体や回収窓口のルールに従って処分する

モバイルバッテリーは、正しく使えばとても便利なアイテムです。

しかし、少しでも異常を感じた場合やリコール対象の可能性がある場合は、無理に使い続けず、早めに確認・対応するようにしましょう。