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ケーブルの選び方(USB-C/Lightning/HDMI)
スマホやノートPC、テレビなど、現代のデバイスに欠かせない「ケーブル」。 見た目が似ていても、性能や対応規格がまったく違います。 この記事では、USB-C/Lightning/HDMIの特徴と選び方を、会話形式でわかりやすく紹介します。
会話でわかる!ケーブル選びの基本
ユウ、ケーブルって種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からないよ。 USB-Cって全部同じじゃないの?
実は“形が同じでも中身が違う”んだ。 充電専用、データ転送対応、映像出力対応…いろんなタイプがあるんだよ。
USB-Cケーブルの選び方

今や主流となったUSB-Cケーブル。AndroidスマホやノートPC、タブレットなど、多くの機器に使われています。 選ぶポイントは次の3つです。
- 充電用:「PD(Power Delivery)」対応・60W/100Wなど出力を確認
- データ転送用:「USB 3.2 Gen2(10Gbps)」以上を選ぶ
- 映像出力用:「DisplayPort Alt Mode対応」表記のあるもの
へぇ〜、充電とデータ転送で違うんだ! 見た目が同じだから気にしてなかった…。
そうなんだ。例えばノートPCを充電するなら「100W対応」で「PD対応」ケーブルじゃないと、 出力不足で充電が遅くなることもあるよ。
Lightningケーブルの選び方(iPhone向け)
LightningはApple独自の端子。iPhone 14以前やAirPodsで使われています。 ポイントは以下の3つ。
- MFi認証品:Apple公認で安全・安定
- 耐久性:ナイロンメッシュ・断線防止スリーブ付きがおすすめ
- 急速充電:USB-C to LightningでPD対応のものを選ぶ
100均で売ってるLightningケーブルでもいいのかな?
うーん、非MFi認証のものは注意。 充電できなくなったり、発熱することもあるから、Apple認証マーク付きが安心だよ。
HDMIケーブルの選び方(映像・音声伝送)
テレビやモニター、ゲーム機をつなぐHDMIケーブル。 解像度やリフレッシュレートに合わせて「規格」を選ぶのがポイントです。
規格 | 対応解像度 | 主な用途 |
---|---|---|
HDMI 1.4 | フルHD(1080p) | 古いテレビ・モニター |
HDMI 2.0 | 4K/60Hz | 一般的なテレビ・PC |
HDMI 2.1 | 8K/120Hz・VRR対応 | PS5・最新テレビ |
HDMIって高いやつのほうが画質がいいんだよね?
実は値段じゃなくて「規格」で決まるんだ。 HDMI 2.1対応なら、安くても4K・8K出力に対応してるよ。
用途別おすすめ早見表
用途 | おすすめケーブル | ポイント |
---|---|---|
スマホ充電 | USB-C/Lightning | PD対応・出力確認 |
ノートPC充電 | USB-C(100W) | PD対応必須 |
データ転送 | USB-C(10Gbps) | USB 2.0は低速 |
映像出力 | USB-C(DP対応)/HDMI 2.0以上 | 出力対応要確認 |
ゲーム機・テレビ | HDMI 2.1 | 4K/8K・VRR対応 |
よくある質問(FAQ)
- Q1. USB-Cならどれでも急速充電できる?
- A1. いいえ。PD(Power Delivery)対応ケーブルでなければ急速充電はできません。
- Q2. Lightningケーブルは安いものでも大丈夫?
- A2. 非MFi認証品は発熱やエラーの原因になります。Apple認証マーク付きが安心です。
- Q3. HDMIケーブルは長いほうが便利?
- A3. 2m以内がおすすめ。長すぎると信号が劣化して映像が乱れることもあります。
まとめ:ケーブル選びは「用途×安全性」が大事
ケーブル選びで迷ったら、「何に使うか」と「どんな機能が必要か」を確認しましょう。 USB-Cは万能タイプ、LightningはApple専用、HDMIは映像用。 それぞれの特徴を押さえれば、もうケーブル選びで失敗しません。